2011-05-23

EmEditorでHTML Tidyを使用する

EmEditorでhtmlのコードのコーディングをしている時に、整形したいが、コマンドプロンプトでHTML Tidyを使って整形するのは面倒なので、EmEditorの外部ツールにHTML Tidyを組み込んでみました。
他のサイトのソースコードを見る時も整形して見れるので便利だと思います。

■目的
htmlのコードをEmEditor上で整形する。
整形には、HTML Tidyを使用する。

■環境
OS Windows XP
HTML Tidy vers 25 mar 2009
EmEditor EmEditor Professional (32-bit) 10.0.6

■HTML Tidyの準備

HTML Tidyは、HTML Tidy Project Pageで開発されています。
今回は、HTML Tidy Project Pageの「Executable binaries」からリンクされていた
HTML Tidy for Windowsから「EXE Version compiled 06 nov 2009」をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを解凍し「tidy.exe」を任意のディレクトリに配置します。
今回は「C:\Program Files\HtmlTidy」に配置しました。

■HTML TidyのEmEditr(外部ツール)への登録
[ツール]-[外部ツール]-[外部ツールの設定...]を選択し、外部ツールの設定画面を表示します。
外部ツールを新規作成し、HTML Tidy用の設定を登録します。

●外部ツールの設定で実行される処理
・編集中のファイルを保存する。
・保存したファイルをHTML Tidyに渡す。
・HTML Tidyの整形したコード(標準出力)をアウトプットバーに出力する。
・編集中の文書をアウトプットバーの情報(整形したコード)に置換する。

【htmltidy用の設定】
項目 設定値
タイトル HTML Tidy
コマンド C:\Program Files\HtmlTidy\tidy.exe
引数 -utf8 -i --wrap 0 --tidy-mark n $(Path)
初期ディレクトリ $(Dir)
アイコン パス (任意の設定)
現在のアイコン (任意の設定)
ファイルを保存する On
アウトプット バーを使用する On
終了時に閉じる On
入力 無し
カスタム (設定不可)
EOF を追加 (設定不可)
出力 文章と置換
エンコード アクティブな文章と同じ
標準エラー 破棄

引数の「-utf8 -i --wrap 0 --tidy-mark n 」は、HTML Tidyの整形用のオプションですので必要なオプションに変更してください。
詳しくは、
tidy -help
tidy -help-config
で調べられます。

参考までに上記の設定で指定しているオプション
【HTML Tidyのオプション例】
項目 設定値
-utf8 エンコーディングにUFT8を使用
-i インデントする
--wrap 0 ワードラップしない(0でワードラップなし)
--tidy-mark n htmltidyで作成したというコメントを出力しない

■EmEditor上でHTML Tidyの実行
EmEditorでhtmlのコードを開いている状態で、外部ツールに登録した「HTML Tidy」を選択します。
(ツール ツールバーのボタンでもよい。)

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